「まさかこんなに早くこの日が来るとは………」
窓からちょっとだけ光が射し込んでいる小さな部屋の中で
僕は知らず知らずのうちに呟いていた。
12月も終わりに近づき、街は活気づいている。
まるでお祭り騒ぎだ。
「………浮かれやがって」
小さく悪態をついてはみたが、僕の肩は萎縮していた。
わかっている、僕が敗者だってことは。
でも、だからこそ闘わなければならなかった。
正直言って恐ろしい。
闘いと言うものがこれほどまでに恐ろしいモノだとは思わなかった。
恐怖で膝はガクガク震え、顔は引きつっている。
「―――でも、闘わなければ前には進めないんだ」
偉大な指導者はもう居ない。
もしかしたら道を見失い、途方に暮れるかもしれない。
だけど、僕たちには共に戦う同士が居る。仲間が居る。
独りじゃない。
これが僕たちの―――21世紀最初の闘い。
五言絶句 クリスマスイブ特別更新。